NASAの探査機「Psyche」が5月15日に火星をフライバイ(接近通過)した。この機動により、火星の重力を利用して加速し、軌道修正が行われた。この接近により、探査機は火星のどちらの衛星よりも火星に近い距離を通過した。
探査機は東部標準時午後3時30分頃、火星から約2,800マイル(約4,500キロメートル)の距離を時速12,300マイル(約19,800キロメートル)で通過した。この距離は、火星から3,700マイル(約6,000キロメートル)の軌道を周回するフォボスの距離よりも近い。今回のフライバイは、太陽電気イオン推進システムで使用されるキセノンガスを節約するために計画された重力アシストである。