「2026JH2」と命名された小惑星が5月18日、地球から9万917キロメートルの距離を通過する。この天体の直径は16から36メートルで、もし衝突すれば都市に被害をもたらすだけの質量があるものの、専門家は少なくとも今後100年間は衝突のリスクがないことを確認している。
この小惑星は、アリゾナ州のマウントレモンサーベイとカンザス州のファーポイント天文台の観測者らによって今週発見されたばかりであり、協定世界時(UTC)の午後9時38分に地球に最接近する。ランカシャー大学のマーク・ノリス氏は、天文学的な観点から言えば、今回のフライバイ(接近通過)は衝突の危険はないものの近距離であると指摘している。この小惑星は北半球の空に短時間現れるが、地球に対する相対速度が秒速9.17キロメートルと速いため、南半球からでも追跡は困難であると見られている。