CBSの人気ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のキャストとショーランナーが、今シーズン序盤に殉職したロッキー・キャロル演じるレオン・ヴァンス局長の後任について見解を明かした。ロサンゼルスで開催された年次イベント「CBS Fest」でのインタビューでは、チームが悲しみに暮れる中、おなじみの顔ぶれや暫定的なリーダーを求める声が上がった。なお、今シーズンの残りの期間における恒久的な後任は発表されていない。
ロッキー・キャロルが18年にわたり演じてきたレオン・ヴァンス局長は、任務中に悲劇的な最期を遂げた。このキャラクターの不在により、海軍犯罪捜査局(NCIS)本部のトップが空席となり、ロサンゼルスで開催された「CBS Fest」では今後のリーダーシップを巡って憶測が飛び交った。ジミー・パーマー役のブライアン・ディーツェンは、混乱の中での安定を図るため、NCISの世界を知る人物が後任になることを望むと語った。ディーツェンは「特にヴァンス局長を失った混乱の最中なので、おなじみの顔がそこにいることで安心感を得たい」と述べた。彼は候補者は何人も思い浮かぶとしつつも、ショーランナーのスティーブン・D・バインダーがキャストに対しても情報を明かしておらず、今シーズンの残りについての決定事項はまだないと認めた。パーカー捜査官を演じるゲイリー・コールは、脚本家たちが現実のシナリオを反映させている可能性を示唆し、役職が空席のままか、あるいは暫定的な任命が繰り返される可能性もあると述べた。コールは自身のキャラクターの怒りっぽい性格からパーカーが局長になる可能性を否定したが、ニック役のウィルマー・バルデラマは、パーカー本人は現場仕事を好むものの、彼を支持する姿勢を見せた。バルデラマはこの空席を「現状を打破するチャンス」と捉えている。ショーランナーのスティーブン・D・バインダーは、キャロルが局長という役割を単なるゲスト出演から中心的なキャラクターへと昇華させたと称賛した。バインダーは、ヴァンスの死に対する悲しみやマクギーの息子の動向といった物語の感情的な結末を優先させるため、急いで後任を決めるつもりはないと示唆した。彼は「現場の声を注視しつつ、適切なキャスティングの機会があれば検討する」と述べつつも、画面上のケミストリーを維持するために現在のチームメンバーを昇格させることには難色を示した。