フィリピンは中所得国(上位)の地位を獲得したが、世界の投資家ランキングではタイ、マレーシア、インドネシア、ベトナムを下回っている。
カーニー(Kearney)が発表した「2026年海外直接投資信頼度指数」において、フィリピンは調査対象の25の新興国市場中18位となり、前年の16位から順位を下げた。タイは6位、マレーシアは7位、インドネシアは13位、ベトナムは16位だった。
カーニー・フィリピンの国代表マルコ・デ・ラ・ロサ氏と東南アジア担当マネージング・パートナーのヴァルン・アローラ氏は、同国の新たな所得分類は投資家に対する強力なアピール材料になると指摘した。しかし、今回の格上げが投資家からの信頼度向上にはまだ結びついていないと述べた。
世界銀行は今年、フィリピンの国民総所得(GNI)が1人当たり4,850ドルに達したことを受け、同国を格上げした。フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は、7月14日から16日にかけてのシンガポール訪問中、この地位に触れ、同国のマクロ経済の基礎は堅固であると強調した。
デ・ラ・ロサ氏は、世界のビジネスリーダーが投資の主な魅力として人材の可用性、天然資源、経済パフォーマンスを挙げていると語った。一方、投資家はインフラとガバナンスの面でフィリピンを最も低く評価した。