写真家リリ・コビエルスキは、ケンタッキーダービーで10年間にわたり撮影してきた写真の中から、競走馬ではなく観客のファッションに焦点を当てた新しい写真集を出版した。『At the Derby: Kentucky’s Grandest Celebration of Fashion』と題されたこの作品集は、イベントで見られる多様な服装と活気ある群衆の様子を際立たせている。この本は、チャーチルダウンズ競馬場で開催される第152回レースを前に出版された。
毎年5月の第1土曜日にチャーチルダウンズで開催されるケンタッキーダービーでは、「スポーツ界で最もエキサイティングな2分間」として知られるレース中の馬に注目が集まるのが一般的だ。しかし、10年以上にわたり『Vogue』誌のためにこのイベントを取材してきた写真家リリ・コビエルスキにとって、真の主役はスタンドにいる観客である。「これに代わるものは本当に何もありません」とコビエルスキは語る。「観客の多様性と、群衆全体からあふれ出る高揚感が特に好きです。そのエネルギーは非常に刺激的で、巨大な帽子やカラフルな衣装、そして個性豊かな人々は、いつまでも飽きることのない被写体です。」