金珉錫(キム・ミンソク)首相は水曜日、今週期限を迎える燃料価格の上限設定措置について、慎重な検討を経て延長の是非を決定する方針を明らかにした。中東情勢の緊迫化に伴う供給不安に対応するため3月中旬に導入された同制度は、賛否両論ありつつも一定の成果を上げている。金首相は、中東危機の経済的影響に関する会議でこのように述べた。
金珉錫首相は水曜日、世宗市の政府庁舎で開かれた緊急経済対策本部会議において、中東危機への対応について議論した際にこの発言を行った。現在、国内の精油所からガソリンスタンドへ供給されるガソリン、軽油、灯油の価格上限は、1リットルあたりそれぞれ1,934ウォン(1.31ドル)、1,923ウォン、1,530ウォンに設定されている。2週間ごとに見直されるこの価格上限は、木曜日に期限切れとなる。
「価格上限制度の有効性については様々な意見があるが、導入によって価格の急騰防止、個人消費の落ち込みの緩和、貨物トラック運転手や石油価格に敏感な部門へのショック軽減といった肯定的な効果が確認されたことは明らかだ」と金首相は語った。
さらに同首相は、「政府は、こうした肯定的効果と多様な意見を十分に、かつ慎重に検討した上で、第4次価格上限制度を実施するかどうかを決定する」と付け加えた。
同制度は、中東戦争による供給混乱を緩和するため、3月中旬に政府が導入したもの。産業通商資源省の梁基旭(ヤン・ギウク)次官は火曜日、クウェートの原油出荷停止(不可抗力)の影響は限定的であると述べた。韓国は5月分の原油として7,000万バレルを確保しており、通常の輸入量の80%をカバーできるためだ。
一方、批判的な立場からは、供給不足の中で価格上限が消費を煽り、公的財政を圧迫しているとの指摘がある。イランでの紛争が始まる前日の2月27日以降、ガソリンの平均価格は18.4%、軽油は25%上昇した。梁次官はこれを「緊急措置」と呼び、家計やトラック運転手などの労働者への配慮が不可欠であることを強調した。