Public Firstが実施したPOLITICOの調査によると、米国の成人の44%が選挙結果に賭けることを違法とすべきだと回答した。これは、選挙のみならず政府の行動に関連する賭けへと対象を広げる政治予測市場に対する、公衆の不安を反映している。
5月17日から19日にかけてPublic Firstが実施したPOLITICOの世論調査では、米国の成人2,035人を対象に調査が行われた。調査では、44%が選挙結果への賭けを違法とすべきだと回答した。
また、今回の調査では、選挙結果以外の賭けに対する態度も検証されており、大統領の声明や恩赦といった政府の行動に関連する市場についても、同様に懐疑的な反応が見られた。
個別の結果として、回答者の多くは予測市場の利用に興味がないことも判明した。若年層は高齢層に比べて馴染みがあり関心も高い傾向が見られたものの、調査結果からは、ほとんどのアメリカ人が政治的な賭けに参加した経験がないことが示唆されている。
ジェフ・マークリー上院議員(民主党、オレゴン州選出)は、選挙への賭けは民主主義への信頼を脅かすものだと批判し、多額の資金が賭けられることで、結果を操作しようとする動きを誘発しかねないと警告した。マークリー議員は選挙賭博に関する以前の声明の中で、「巨額の賭け金」と「不透明な資金」が組み合わさることで、選挙への信頼が損なわれる可能性があると主張している。
予測市場の運営者や支持者は、イベント契約は情報を集約し、結果を予測する手段であると主張してきた。米商品先物取引委員会(CFTC)との和解により米国内での活動が制限された後も米国外で運営を続けるPolymarketは、操作やその他の不正行為を防ぐための規則を施行していると述べている。
政治イベント契約をめぐる法的な議論は、Kalshiのような規制対象となっている取引所が選挙関連市場の承認を求める一方、批判的な人々が規制当局や議員に対して市場の制限や禁止を求めて圧力をかける中で、近年激しさを増している。