TT Gamesの開発チームが、「Lego Batman: Legacy of the Dark Knight」のデモンストレーションを実施。本作は、「Arkham」シリーズのような戦闘システムと、Legoシリーズ伝統の協力プレイやユーモアを融合させた内容となっている。試遊では、「アイスバーグ・ラウンジ」や「ヘイリーズ・サーカス」、オープンワールドのゴッサム・シティといった序盤のミッションが公開された。80年以上にわたるバットマンの歴史を網羅しており、あらゆる年齢層が楽しめる深みのあるメカニクスが期待されている。
TT Games、意欲的な新作「Lego Batman」を先行公開
「Lego Batman: Legacy of the Dark Knight」は、ブルース・ウェインが伝説のヒーローへと成長する過程を辿る作品だ。『バットマン ビギンズ』や『THE BATMAN-ザ・バットマン-』といった映画作品、テレビシリーズ、コミック、そしてRocksteadyの「Arkham」シリーズの要素が巧みに織り交ぜられている。TT Gamesのストラテジック・ディレクター兼開発責任者であるジョナサン・スミス氏は、バットシグナルやカウルといった象徴的なアイテムを通じた感情的なつながりを強調した。Unreal Engine 5で構築された本作のゴッサム・シティは4つの島で構成され、バットモービルを使ったチャレンジやリドラーのパズルなど、多彩なアクティビティが用意されている。
スミス氏は、「Arkham」シリーズにインスパイアされた戦闘システム(ステルス、ガジェット、戦術的判断を重視)を、Legoシリーズの協力プレイと融合させる上での苦労を語った。プレイヤーはキャラクターを切り替えながら能力を組み合わせることが可能で、例えばジム・ゴードンのフォームスプレーの後にバットマンの衝撃バットラングを放つといった連携ができる。「ダークナイト・モード」を含む複数の難易度設定も搭載されており、戦略的なアップグレードが攻略の鍵となる一方、初心者でも遊びやすい設計となっている。
試遊で浮き彫りになったゲームプレイの融合
ハンズオンセッションでは、カーマイン・ファルコーネの「アイスバーグ・ラウンジ」で武装した悪党たちをステルステイクダウンやカウンターで倒すプレイが披露された。キャットウーマンの強盗ミッションでは鞭を使ったパズルや子猫を利用した陽動作戦、ヘイリーズ・サーカスではロビンのケーブルランチャーを使ってトゥーフェイスやポイズン・アイビーに挑むプラットフォームアクションが確認できた。グラップルガンやグライド、バットウィングを駆使したネオン輝くゴッサム・シティの移動は爽快だ。エグゼクティブ・プロデューサーのマット・エリソン氏によると、従来のスタッドマルチプライヤーは廃止され、報酬システムが刷新されているという。
ノスタルジーと革新の融合
バットケイブには、バットマンの歴史を象徴する約100種類のバットスーツやビークルが登場する。「Lego Star Wars: The Skywalker Saga」で培われた没入感のある戦闘とストーリーの基盤を発展させた「決定的なバットマン・ストーリー」とスミス氏は胸を張る。試遊者からは、シリアスな雰囲気とスラップスティックなユーモア、そしてゲームとしての深みのバランスが評価されており、「子供のためのArkham」という評も聞かれた。環境破壊や、バットケイブのトロフィーをアンロックできる収集要素など、協力プレイの楽しさは健在だ。