PVH Corp.は、欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域での継続的な課題を背景に、第1四半期の売上高が前年同期比2%減となったことを発表し、通期の業績予想を下方修正した。
「カルバン・クライン」や「トミー ヒルフィガー」を展開するPVH Corp.が発表した2026年度第1四半期の売上高は、恒常為替レートベースで前年同期比2%減の20億ドルとなった。この結果は同社の予想通りであったものの、水曜夕方の発表後、時間外取引で同社の株価は23%下落した。ステファン・ラーソン最高経営責任者(CEO)は、中東情勢の長期化に関連したEMEA地域における厳しい消費環境にもかかわらず、公約を達成したと述べた。ブランド別では、「トミー ヒルフィガー」の売上高が2%減の10億7000万ドル、「カルバン・クライン」は3%減の8億9520万ドルとなった。直接販売(DTC)は、北米およびアジア太平洋地域での成長に支えられ、全体で3%の増加となった。同社は現在、通期の売上高について、当初の横ばいから微増という予想を修正し、わずかに減少すると見込んでいる。ラーソン氏は、当初の見通しには中東情勢による長期的な影響が織り込まれておらず、この影響が今年いっぱい継続すると予想されると指摘した。