スイスの高級品グループ、リシュモンが発表した2027年度第1四半期の決算によると、同社のジュエリー部門の売上高は予想を上回る伸びを示した。高級品セクター全体で業績がまちまちとなる中、ジュエリー部門が引き続き好調を維持していることが浮き彫りとなった。
リシュモンによると、6月30日までの四半期におけるグループ全体の売上高(恒常為替レートベース)は20%増の63億ユーロとなった。カルティエやヴァン クリーフ&アーペルを含むジュエリー部門の売上高は、24%増の47億ユーロを記録した。
専門時計部門は8%増の8億7300万ユーロ、その他の事業は9%増となった。地域別では日本が36%増と最大の伸びを示し、次いで米州が27%増、アジア太平洋地域が21%増と続いた。
バーンスタインのアナリスト、ルカ・ソルカ氏は、これらの結果が全般的に予想を上回ったと指摘した。また、ドイツ銀行のアナリストは、今回の業績を高級品セクター全体にとってポジティブなシグナルであると評した。