2026年7月1日、青蔵鉄道は全線開通から20周年を迎えた。開業以来、輸送した乗客数は延べ1億400万人を超え、貨物輸送量は8億2400万トンに達している。
全長1956キロメートルの同路線は、青海省西寧と西蔵自治区ラサを結んでいる。定期旅客列車は2006年時点の1日5往復から、2026年には13往復へと増加した。貨物列車の運行本数も、2006年の1日24本から現在は136本にまで増加している。建設にあたっては、チルー(チベットカモシカ)の移動経路を妨げないよう、技術者が可可西里(ホフシル)駅を北へ8.8キロメートル移設したほか、線路沿いに約60キロメートルに及ぶ野生動物専用の通路が設置された。チルーの個体数は、2000年代初頭の2万頭未満から現在は7万頭以上にまで回復している。