中国交通運輸省によると、3日間の清明節連休中、中国国内の推定旅客数は前年比6%増の8億4538万人に達した。墓参りなどの追悼サービスでは約1929万人の訪問が記録され、複数の省で観光収入が急増した。学校の春休みと重なったことが、長距離の家族旅行を後押しした。
中国交通運輸省の報告によると、土曜日から月曜日までの3日間の清明節連休中、中国全土で推定8億4538万人の旅客移動があった。道路を利用した旅行は前年比5.8%増の7億7845万件、鉄道は8.2%増の5768万件、水路は9.8%増の370万件となった一方、民間航空は1.3%減の550万件だった。
民政省によると、土曜日には全国6万6300の葬祭サービス施設で現地での追悼サービスが行われ、1929万人の訪問があった。環境に配慮した低炭素型の追悼方法を選択した訪問は約1210万人で、全体の62.73%を占めた。南京市の雨花台烈士陵園は多くの参拝者で賑わい、学生たちが記念碑に献花を行った。
観光業も力強い伸びを見せた。四川省のA級観光地では、日曜日の午後3時までに前年比14.51%増の577万人の訪問を記録し、チケット収入は16.84%増の6074万元となった。安徽省では同日までに408万人(前年比23.3%増)、湖北省では2日間で590万人(前年比15.66%増)が観光地を訪れた。北京市の公園では3日間で217万人の訪問が記録された。
旅行予約サイト「去哪児(Qunar)」の報告によると、800キロメートルを超える旅行は30%以上増加し、13歳から18歳の航空旅客数は85%急増した。「学校の春休みが、ちょっとした外出を長期休暇へと変えた」と同社のビッグデータ研究所の研究員、楊涵氏は指摘する。
商務省によると、主要な小売・飲食企業の1日あたりの売上高は前年比2.4%増加した。広東省仏山市から娘を連れて北京の玉淵潭公園を訪れた陳さんは、「娘の学校の春休みと清明節の時期が完璧に重なり、今回の旅行が実現した」と語った。