サンディガンバヤン(フィリピン特別裁判所)第5部法廷は、治水事業をめぐるキックバック疑惑に関連した汚職事件において、ジンゴイ・エストラーダ上院議員が提出した保釈請求を却下した。
7月24日付で裁定され、7月28日に公開された文書の中で、ジェナー・ギト判事は、当該請求は法的根拠を欠いており、時期尚早であると述べた。ザルディ・トレスペセス判事とマリアン・コーパス・マニャラック判事もこれに同意した。
裁判所は、エストラーダ議員が今後、検察側が証拠を提示することを認めた上で、正式な保釈申請を行うことは可能であるとの見解を示した。これはエストラーダ氏に対する汚職容疑としては3度目の立件となり、同氏は過去に「フエテン」スキャンダルやポークバレル汚職事件に関連する訴訟では無罪判決を受けている。
エストラーダ議員は、2024年から2025年にかけてのプロジェクトに関連し、汚職罪1件および贈収賄罪2件に問われている。今回の決定は、サラ・ドゥテルテ副大統領の弾劾裁判への出席を求めた同議員の請求が却下されたことに続く一連の司法判断の一つである。