デザイナーのソール・ナッシュは、1950年代の男性スポーツ選手のピンナップイラストから着想を得た2027年春夏メンズコレクションを発表した。同コレクションでは、調整可能な衣服と官能的なスポーツウェアの要素が強調されている。
本コレクションのリサーチは、歴史的なスポーツの図像から始まり、ユニフォームやアスレティックなヒーローの探求へと発展した。ナッシュは、着用者が肌の露出度を調整できるよう、デザインの随所に双方向のジッパーを取り入れている。主要なアイテムには、サルトリアル素材のフロントジップフーディーや、シアーなコンプレッションレイヤー、テクニカルベストなどが含まれる。レスリングシングレットは、実際の衣服としてだけでなく、パネル使いや刺繍、ボディマッピングといったディテールを通じて繰り返し表現されるモチーフとしても機能している。Lululemonとのコラボレーション「SLNSH」ラベルからは、ぼかしたようなサンマーク柄を特徴とするプリントジャージーアイテムが登場した。デニムアイテムにはボリュームの調整が施され、従来のワークウェアではなくアクティブウェアとして位置づけられている。ナッシュは、シルエットの過度なセクシャル化を避けつつ、バックのギャザーや伸縮性のある要素を取り入れることで動きを表現することを重視した。