香港大学の研究チームと南丫島の住民らが、過去20年間で60パーセント減少したアマモ場の再生に取り組み、地域のアオウミガメの個体群を支援している。
7月の晴れた午後、南丫島で潮が引くと、アマモの群落が姿を現した。科学者たちは、この植物を熱帯雨林よりも35倍速く炭素を貯蔵できる「究極の水中スーパーヒーロー」と呼んでいる。地元の海域におけるアマモの分布面積は、過去20年間で60パーセント減少した。政府のデータによると、アオウミガメの目撃数は2019年の17件から2025年には7件に減少した。また、座礁した個体数は2018年の16件から、今年は現時点で2件にまで減っている。香港大学准教授のフアン・ディエゴ・ガイタン・エスピティア氏は、「アマモは究極の水中スーパーヒーローです」と述べた。同氏はさらに、アマモがなければ気候変動への対策も沿岸地域の生活も脅かされると指摘し、チームは村人たちと協力してアマモの植え付けを進めている。