フィリピン大学ロスバニョス校の研究グループは、西フィリピン海における海洋資源の評価を実施しました。調査の結果、2015年から2020年にかけてサンゴ礁は減少した一方、マングローブ林は増加したことが示されました。
研究チームは2022年から2025年にかけて、「Re-INVEST」イニシアチブのもとで2つのプロジェクトを完了しました。調査の結果、サンゴ礁は10.5%、海藻類は8.1%、海草は6.5%それぞれ減少しました。その一方で、マングローブ林は6,001ヘクタール増加しました。
カラヤン諸島を含む調査対象6地点のうち4地点で、硬質サンゴの被度(カバー率)が低い水準に達していることが確認されました。研究では、魚類の経済的価値は15億8000万ペソ、マングローブの二酸化炭素吸収能力による価値は250億ペソと評価されました。
フィリピン大学ロスバニョス校のアサ・ホセ・サヒセ氏は、これらの調査結果に基づき政策的な措置を講じるべきだと述べました。チームは、各地域に適した評価指針の策定と、海洋資源をより適切に監視するためのツールの導入を推奨しています。