2021年、地元テレビ局の報道クルーの警備にあたっていた元オークランド警察官のケビン・ニシタ氏が殺害された事件で、男3人に長期の禁錮刑が言い渡された。ラロン・ギルバート被告は第一級殺人で禁錮30年から終身刑、シャディヒア・ミッチェル被告とハーシェル・ヘイル被告は強盗罪でそれぞれ禁錮25年の判決を受けた。銃撃は感謝祭の前日、カメラ機材を狙った強盗未遂の際に発生した。
2021年11月、オークランドでKRONの報道クルーの警備を担当していたケビン・ニシタさん(当時56歳)が、ラロン・ギルバート、シャディヒア・ミッチェル、ハーシェル・ヘイルの3被告に襲撃された。銃を所持していたギルバート被告は、一行がカメラ機材を奪おうとした際、ニシタさんの腹部を撃った。ニシタさんは休日にもかかわらず「数時間だけ」という依頼を受けて勤務しており、病院に搬送されたが3日後に死亡したと、今週アラメダ郡で行われた量刑言い渡し審問で妻のバージニアさんが語った。3人は答弁を争わない姿勢を示し、2月に有罪が確定。ギルバート被告は第一級殺人、他の2人は強盗の罪に問われた。起訴状によると、オークランド警察は監視カメラの映像、法医学的証拠、目撃者の証言から容疑者を特定したという。被害者陳述の中で妻のバージニアさんは「あの時『いいよ』と言ってしまったことがずっと頭から離れない。あの日あの時に戻って『ダメ』と言いたい」と後悔を語った。夫妻には2人の子供と3人の孫がいた。ニシタさんの娘モーリーン・カンポスさんは、事件後に父の願いについて「父はきっと私たちが泣くのをやめることを望んでいるはず。でも、それはとても難しい」と語った。ニシタさんは生前、オークランド住宅局、ヘイワード警察、サンノゼ警察、コルマ警察に勤務していた。