東京警察は12月26日、豪華サウナ施設の運営会社関連の場所を、プロの過失による今月上旬の客2人の死亡事件の疑いで捜索した。12月15日に施設の個室で火災が発生し、夫婦がサウナユニット内で死亡した。ドアノブの脱落と非常ボタンの未作動が原因とみられる。
12月26日午後3時10分頃、警視庁は東京都港区赤坂にあるサウナタイガー施設を運営するサウナ&カンパニー関連の建物で捜索を開始した。2時間後、捜査員は押収した物品を入れた段ボール箱3つを運び出した。また、施設のマネージャーの自宅も捜索された。
事件は12月15日、施設の個室で発生した火災によるものだ。被害者は36歳のヘアサロン経営者の松田正成さんと、37歳のネイルテックニックの妻・陽子さんで、サウナユニット内で倒れているのが発見された。L字型の木製ドアノブが脱落し床に落ちており、夫婦はドアを開けられなかったとみられる。今年、亀裂と緩みでドアノブを交換していたが、他のサウナユニットのノブも事件後に緩んでいるのが判明した。
サウナユニットの非常ボタンは強く押された跡があったが、施設事務所に設置された受信装置は無効化されていた。施設オーナーで社長は、約2年前に施設を引き継いで以来、受信装置に触れたり作動させたりしたことがないと警察に話した。
この捜索は、施設の安全管理の不備が死亡原因となった疑いから行われた。