ドナルド・トランプ政権は4月2日、米国の顧客が支払う総額に基づき、輸入される鉄鋼、アルミニウム、銅に対して50%の関税を課すと発表した。また、金属派生製品の関税を調整し、米国内で製造されていない特許医薬品に対して100%の関税を導入した。なお、韓国などは医薬品関税の対象外となっている。
ワシントン — ドナルド・トランプ政権は4月2日、鉄鋼、アルミニウム、銅の輸入関税について、人為的に低く抑えられた外国価格ではなく、米国の顧客が支払う総額の50%を課すと発表した。ホワイトハウスは、この変更は、こうした輸入がもたらす国家安全保障上の脅威により効果的に対処することを目的としていると説明した。
金属派生製品の関税は簡素化される。重量比で鉄鋼、アルミニウム、銅が15%未満の製品には追加関税を課さず、この基準を超える製品には25%の関税を課す。米国政府高官はオンラインブリーフィングで「複雑な計算をする代わりに、例えば洗濯機は明らかに大量の鉄鋼を使用しているため、一律で25%の関税を課すことにする」と述べた。この調整は、韓国の洗濯機や冷蔵庫の輸出業者に影響を与えると予想される。
トランプ氏はまた、米国内で製造されておらず、最恵国待遇(MFN)の価格協定を結んでいない特許医薬品に100%の関税を課す文書にも署名した。韓国、日本、スイス、欧州連合(EU)は、二国間の貿易協定に基づき免除される。米国内への工場移転を約束する企業には20%の関税が課されるが、MFN協定があればゼロとなる。大手企業には120日、中小企業には180日の国内回帰計画の猶予期間が与えられる。
同高官は、「手頃な価格への影響は一切ない」「店頭での商品価格に影響を及ぼすことはない」と述べ、価格への懸念を一蹴した。これらの措置はどちらも、1962年通商拡大法第232条に基づいている。