米・イラン間の緊張が高まる中、ホルムズ海峡を巡る過去の叱責に続き、ドナルド・トランプ大統領は最新のNATO批判を展開し、対イラン攻撃において同盟国が支援を怠ったと非難した。今週発表された不安定な停戦合意を受けてマーク・ルッテNATO事務総長と会談した際、トランプ氏はSNS上で「NATOは我々が必要とした時にいなかった」と投稿し、米軍の撤退や同盟離脱をちらつかせた。
ドナルド・トランプ大統領は水曜から木曜にかけて、SNSを通じてNATO同盟国への批判を強め、今週の不安定な停戦合意に至る前の対イラン攻撃において同盟が不在であったと主張した。トランプ氏は「NATOは我々が必要とした時にいなかった」と書き込み、グリーンランドを巡る紛争などの過去の緊張関係に言及した上で、同盟国には行動を促すための「圧力が必要」だと非難した。トランプ氏は、対イラン空爆のための軍用機派遣など、作戦を支援することを拒否する国々から米軍を撤退させると警告し、NATOは「張り子の虎」であると繰り返した。これらの発言はマーク・ルッテNATO事務総長との会談中に行われたもので、ホルムズ海峡の安全確保に同盟国が消極的であったとして3月に表明した不満をさらに発展させた形となった。