ドナルド・トランプ大統領は、Truth Social上でレオ14世に対する批判を強めている。イランでの米主導の戦争や移民、犯罪といった問題を巡り、教皇が弱腰であり、イランの核開発の野望を容認していると非難した。トランプ氏が自身をイエスになぞらえたAI生成画像を投稿し、後に削除したこの対立劇は、一部の支持者から反発を招き、J.D.バンス副大統領も反応を見せている。アフリカを11日間歴訪中の教皇は、平和の福音を説き続けると断固たる姿勢を示した。
トランプ大統領は先週末、Truth Socialへの投稿でレオ14世を攻撃し、「犯罪に対して弱腰で、外交政策もひどい」と酷評した。トランプ氏は、イランにおける米主導の戦争に対する教皇の批判と結びつけ、「イランが核兵器を持つことを是とするような教皇は願い下げだ」と書き込み、イラン当局による少なくとも4万2000人の抗議者殺害を強調した。さらに、レオ教皇に対して「急進左派に迎合するのをやめ、政治家ではなく偉大な教皇であることに集中せよ」と促し、自分自身が犯罪や外交問題を扱うために「圧倒的勝利」で選ばれたと主張。教皇の選出は自身の政権運営と結びついていると述べた。
ジョイント・ベース・アンドルーズでトランプ氏は記者団に対し、「私はレオ教皇のファンではない。彼は非常にリベラルな人物だ」と語った。またトランプ氏は、自身がイエスのように病人を癒やす場面を模したAI生成画像を投稿したが、後に削除した。
11日間のアフリカ歴訪の一環でアルジェリアへ向かう機上の教皇はこれに対し、「私はトランプ政権を恐れていないし、福音のメッセージを声高に語ることも恐れない」と応じ、平和を説き続ける考えを改めて表明した。
この応酬は、トランプ氏の支持者の間からも反発を招いている。J.D.バンス副大統領は、教皇に対して神学的な問題については慎重であるべきだと促した。