ドナルド・トランプ大統領は木曜日、記者会見の場で教皇レオを非難し、イランが市民の抗議参加者の処刑を控えている事実を教皇に伝えるよう記者団に指示した。この発言は、イランに対する米国の政策をめぐり、両指導者の間で続く対立をさらに深めるものとなった。トランプ氏は、イランによる抗議参加者への暴力的な弾圧と、核兵器開発の追求を強調した。
ドナルド・トランプ大統領は、イランが女性を含む抗議参加者4人の処刑を計画しているという報道をめぐり、記者団と対立した。イランへのメッセージを問われたトランプ氏は「教皇にそう伝えろ」と回答した。FOXニュースなどがソーシャルメディアで公開した動画によると、同氏は追及を受ける中で「イランが女性を含む4人を処刑しようとしていることを教皇に伝えろ」と繰り返し述べた。トランプ氏は以前から、経済的圧力を目的としたホルムズ海峡の封鎖など、対イラン政策をめぐって教皇レオと公に論争を繰り広げている。トランプ氏は教皇と近いうちに会談する予定はないと述べた上で、「教皇が理解することは非常に重要だ。イランは武器を持たない4万2000人の抗議参加者を殺害した。イランに核兵器を持たせてはならない」と語った。教皇レオは対イラン軍事戦略を批判し、外交的解決を提唱してきた。教皇は最近の声明の中で、「神はいかなる紛争も祝福されない。平和の君であるキリストの弟子は、かつて剣を振るい、今や爆弾を投下する者の側に立つことは決してない。軍事行動は自由や平和の空間を創出しない。平和とは、人々の間の共存と対話を忍耐強く促進することによってのみ得られるものである」と述べている。このやり取りは、イランの核開発阻止と国内弾圧への対応をめぐり、米国とバチカンの間で緊張が高まっていることを浮き彫りにした。