トランプ大統領は自身の政権を相手取った訴訟で和解に達し、政権の任命者が「政府による権限乱用の被害者」とみなした人々のために、税金を原資とする約18億ドルの基金を設立することになった。この合意には、同氏の家族や企業を過去の確定申告に関するIRS(内国歳入庁)の監査や執行措置から保護する内容も含まれている。超党派の議員らはこの取引を阻止する動きを見せている。
この和解は、トランプ氏が自身の確定申告書が流出したことをめぐり連邦機関を提訴した訴訟に基づくものである。この合意により、米国の納税者が資金を提供する「反武器化基金」が設立される。政府当局者は受給対象者を「法を武器とした攻撃(ローフェア)の被害者」と説明しているが、批判者は、トランプ氏が以前に恩赦を与えた1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件の有罪判決者らが恩恵を受ける可能性があると指摘している。