ケント州出身のシンガー兼プロデューサーであるVenbeeが、自身の観察眼を反映した新曲「Not My Day」をリリースし、ルイス・キャパルディからも称賛を受けている。この楽曲は、Asdaでの買い物中にショッピングカートに苦戦したり、レジでカードが使えなかったりといった、日常の些細な災難をテーマにしている。キャパルディは、この曲に合わせてダンスする自身の動画をTikTokに投稿した。
本名エリン・ドイルとして知られるVenbeeは、2022年に全米トップ3入りを果たしたヒット曲「Messy In Heaven」でブレイクし、2023年にはミックステープ『Zero Experience』を発表した。かつてNME 100にも選出された彼女は、今回の「Not My Day」について、うまくいかない日常をありのままに描き出したストリーム・オブ・コンシャスネス(意識の流れ)形式の楽曲であると説明している。ダンテ・リチャードソンが監督を務めたミュージックビデオも同時に公開されており、より個人的で楽しい音楽作りへと舵を切ったVenbeeの姿が映し出されている。同曲の歌詞にはキャパルディの名前が登場し、本人も自身のTikTokでこの曲に合わせて楽しそうに踊る動画を投稿し、サポートを表明した。VenbeeはNMEに対し、この曲が所属レーベルとの契約終了後に生まれたものだと明かした。「レーベルを離れた後、他人の期待に応えるために曲を書くというプレッシャーから解放されました。失うものは何もないと感じたので、もっと気楽で楽しく、自分らしい音楽を作り始めました。『Not My Day』はそんな中で生まれた曲なんです」と彼女は語った。今回のリリースは、2023年のSXSWで4つ星の評価を得たライブパフォーマンスに続く活動となる。