天文学者らは、天の川銀河で検出された長周期の電波トランジェント(繰り返される謎の信号)の発生源が、希少な連星系であることを特定した。この系は、白色矮星が伴星の赤色矮星から物質を吸収する構造をしている。
シドニー大学の研究者らが率いる国際チームは、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)のASKAP電波望遠鏡を用いてこの発見に至った。ASKAP J1745−5051と名付けられたこの天体は、両星の公転に伴い、1.4時間周期で電波とX線を放射している。筆頭著者のコヴィ・ローズ氏は、今回の発見により、この発生源が激変星、すなわち降着を起こしている白色矮星であることが裏付けられたと述べている。