天文学者チームは、地球から65光年以内にある連星系に隠れていた4つの白色矮星を確認した。そのうちわずか25光年先にある1つの系は、太陽から9番目に近い白色矮星として特定された。
ウォーリック大学とコロラド大学ボルダー校の研究チームは、ハッブル宇宙望遠鏡による紫外線データを用いてこれらを検出した。それぞれの白色矮星は、可視光観測ではその存在を隠していた明るい赤色矮星の伴星を周回している。
今回の発見は、20パーセク(約65光年)以内にこうした近距離の連星系が4〜5個存在するはずだという従来の予測と一致する。そのうちの「G 203-47」系については、視線速度の揺らぎが最初に観測されてから確認までに27年を要した。
ウォーリック大学のマイリ・オブライエン博士は、ターゲットを絞った紫外線観測が行われるまで、これらの伴星は可視光の波長では検出不可能だったと指摘した。共著者のデビッド・ウィルソン博士は、「G 203-47」の赤色矮星の自転が遅いことは、これらの連星が多様な進化の道をたどっていることを示唆していると述べた。
ピエール=エマニュエル・トランブレイ教授は、近隣の赤色矮星のうち、こうした手法で調査されたのは約30%に過ぎず、今後さらに未発見の系が見つかる可能性があると付け加えた。