パルス・アジアが実施した調査によると、フィリピン人の94%が自転車専用レーンや歩道の整備への投資拡大を求めていることが明らかになった。この結果を受け、2027年度の公共交通予算を少なくとも10億ペソに増額するよう、議員らへの圧力が強まっている。
5月に実施されたこの調査では、アクティブ・トランスポート(徒歩や自転車などの能動的移動手段)に対する国民の強い支持が浮き彫りとなった。調査では、93%の回答者がEDSAバス専用レーンのような公共交通機関向け専用レーンの拡充を支持し、82%が交通関連の補助金増額を求めた。
モビリティ・アワードのナショナル・コーディネーターであるアンバー・ガルマ氏は、政策立案者に対し、この調査結果を国民からの信託として受け止めるよう促した。同氏はマルコス大統領に対し、施政方針演説でアクティブ・トランスポートを経済的優先事項として位置づけるよう求めたほか、議会に対しては2027年度の予算を最低10億ペソに設定するよう呼びかけた。
ガルマ氏は、予算額が2022年の20億ペソから2026年には1億538万ペソへと激減していることを指摘した。現在、運輸省は来年度に向けて最大10億ペソの予算を求めている。政府は2,400キロメートルの自転車レーン網構築を目標としているが、これまでに完成したのは1,100キロメートルにとどまっている。