Ars Technicaは、見過ごされそうになった6つの興味深い科学的発見をまとめました。この総括では、イルカの遊泳物理学、ローマ時代の船の修理、尿を介したキノコのコミュニケーションなどが取り上げられています。5月2日に公開されたこれらのニュースは、物理学、考古学、生物学の各分野にまたがっています。
Ars Technicaは毎月の特集記事で、あまり注目されていなかった4月の研究にスポットライトを当てています。ハイライトの一つとして、大阪大学の研究チームがスーパーコンピュータのシミュレーションを用いてイルカの遊泳速度を解明した研究が挙げられます。研究チームは、尾びれから発生する大きな渦輪が推進力の大部分を生み出しており、より小さな渦は乱流による副産物であることを突き止めました。共同執筆者の後藤進氏は「我々の研究結果は、乱流における渦の階層構造がイルカの遊泳メカニズムを理解する上で重要であることを示しています」と述べています。チームはこの成果を水中ロボットに応用することを目指しており、詳細は『Physical Review Fluids』(2026年)に掲載されています。