オーストラリアのプロメカニックであるトレント・ジャイルズ氏は、自身の2017年式BMW R9Tスクランブラーがブリスベン近郊でのアドベンチャー走行に適さないと感じ、純正のサスペンションとシートをオフロードラリー仕様にカスタムした。
ジャイルズ氏は、内部スプリングを換装したKTM450SX用のフロントフォークを装着し、リアにも特注のショックを追加してサスペンションストロークを向上させた。また、ウッディーズ製のカスタムホイール(フロント21インチ、リア18インチ)を導入し、適切なホイールアライメントを確保するために削り出しのスペーサーも組み込んでいる。
これらのアップグレードを検証するため、ジャイルズ氏はニューサウスウェールズ州のアウトバックで開催される4日間のクロスカントリーラリー「サンレイシア・サファリ」に参戦した。その後、同じくニューサウスウェールズ州コンドボリンで行われる2日間のナビゲーションラリー「コンド750」にも出場し、2024年大会で見事優勝を果たした。
BMWオーストラリアから元広報車であるG/Sモデルの提供を受けたジャイルズ氏は、2026年6月初旬に「タッツ・フィンク・デザートレース」に出場したが、完走は果たせなかった。ジャイルズ氏は今後、自身のロードブック・ラリーイベントを企画する予定だと語っている。