デザートレーサーのトビー・プライス選手とコ・ドライバーのブレント・ボーマン選手が、サン・フェリペ250のコース上で何者かが岩を動かしている様子を映した動画が公開されたことを受け、失格処分となった。二人はトロフィー・トラック部門で8位、総合で17位で完走していた。プライス選手は関与を否定しているものの、SCOREインターナショナルの決定を尊重する姿勢を示している。
四輪競技にも参戦する著名なモーターサイクルレーサーであるトビー・プライス選手が、メキシコのバハ・カリフォルニア半島で開催されたサン・フェリペ250で大きな挫折を味わった。プライス選手はナビゲーターのブレント・ボーマン選手と共にトロフィー・トラックで参戦し、クラス8位、総合17位でゴールした。しかしレース後、コース上で何者かが岩を動かして路面状況を変えている様子を捉えた動画がネット上に流出し、物議を醸した。こうした行為はSCOREの砂漠レースでは時折見られるが、通常は混乱を狙った地元住民の仕業とされることが多い。SCOREの運営陣は証拠を精査した結果、工作の疑いで二人を失格とした。この余波を受け、ボーマン選手はチームを辞任した。プライス選手は自身のSNSで声明を発表し、疑惑を強く否定した。彼は「拡散されている動画も、目撃者の証言も、私が岩を配置した証拠にはならない」と主張した。プライス選手によれば、彼は新しいラインを確保しようとしていただけで、観客とは短く言葉を交わしたに過ぎないという。より高いレベルの立証責任が必要だと考えてはいるものの、「この決定が最終的なものであると受け入れ、プロセスを尊重する」と述べた。また、SCOREインターナショナルとバハ・カリフォルニアの地域社会への敬意を表し、モータースポーツにおける安全の重要性を強調した。プライス選手は自身の将来を見つめ直すため、しばらく砂漠レースから離れることを発表し、事件とは無関係であるチームオーナーのポール氏に支援への感謝を伝えた。