ホンダは、提携先のRedMotoを通じて2027年型ラリー2ラリーレイド用オートバイのレプリカを発売した。マルティム・ベントゥーラとプレストン・キャンベルの両選手が今年使用したモデルをベースにしており、現在RedMotoのウェブサイトで先行予約を受け付けている。生産台数は50台限定。
KTMが先日450ラリーレプリカを発表したのに続き、ホンダの来季向けファクトリーラリーバイクがラリー2バージョンとして登場した。Euromagsの報道によると、ホンダとイタリアのパートナー企業であるRedMotoとのコラボレーションによるものだ。このマシンは、ラリー2クラスのマルティム・ベントゥーラとプレストン・キャンベルが今年好成績を残したバイクを再現したものだが、ホンダ自身からの公式発表はまだなく、ティザー画像が公開されたのみである。RedMotoでは現在先行予約を受け付けており、生産は50台限定となっているが、価格は明らかにされていない。ティザー画像のみで詳細なスペックが保証されているわけではないため、最終的な仕様は未定である。本バイクは450cc単気筒エンジンを搭載し、58馬力を発揮。重量304ポンド(約138kg)の車体を最高時速160kmまで加速させる。冷却用には大型ラジエーターを備え、高速走行を持続するためにロングレシオの6速トランスミッションを採用している。燃料タンク容量は計36リットルで、リアに14リットル、フロントに22リットルが配分されている。軽量化対策として、ラリー用ナビゲーションタワーを含むカーボンファイバー製ボディワークを採用したほか、工具入れ付きのカーボンスキッドプレートや、サブフレームを兼ねた高強度ナイロンポリエチレン製リア燃料セルを装備している。サスペンションには、チタン製インナーチューブとカシマコートを施したショーワ製フロントフォークを採用し、リアショックにもチタンコーティングされたピストンロッドを使用することで摩擦低減を図っている。標準装備としてステアリングダンパー、アップグレードされたブレーキディスク、HAAN製CNC加工アルミハブを組み合わせた高砂エクセルリム(ハブダンパー付き)、レンサル製ハンドルバー、アチェルビス製ハンドガード、LEDライト、ホンダ製ヘッダーにチタン製アクラポビッチ製マフラーを装備する。このバイクはユーロ5排出ガス規制に適合しており、公道用マシンというよりはレース即戦力の砂漠用兵器として位置付けられている。