日本立憲民主党(CDPJ)と公明党は、衆議院選挙に備えて新党を結成することで合意した。野田佳彦氏と斉藤鉄夫氏の両党首が1月15日に会談し、合意に至った。新党は中道勢力を結集し、高市早苗首相の政権に対抗することを目指す。
1月15日、立憲民主党の野田佳彦代表と公明党の斉藤鉄夫代表が会談し、衆議院選挙に向けた新党結成で合意した。この新党は中道勢力を結束させ、高市早苗首相の政権に挑むことを目的としている。
野田氏は会談後、「新党を結成して共に戦うことで合意した。これは中道勢力を日本政治の中心に据える機会だ」と述べた。斉藤氏は「今後の衆院選では、中道勢力の拡大が日本にとって重要であることを強調して選挙戦を展開する」と語った。新党の名称は近日中に決定され、詳細は来週協議される。
両党は既存の党を解散せずに新党を立ち上げ、参議院議員はそれぞれの党に残る。一方、衆議院議員は次週に離党手続きを行い、新党に移籍する。公明党は小選挙区での候補擁立を撤回し、斉藤氏ら現職の4選挙区を含むものを対象とする。また、比例代表ブロックでは統一候補者リストを採用し、票の集中を図る。
この合意は前日の月曜日に両党首が「より高いレベルの協力」を模索することで始まった。公明党は同日朝に中央幹事会で斉藤氏に判断を委ね、立憲は午後に国会議員総会を開いた。火曜日には野田氏が執行部会で党の判断を委託されていた。
2024年の衆院選比例区では、立憲が約1156万票で44議席、公明が約596万票で20議席を獲得し、合わせると自民党の59議席を上回った。統一リストにより票を積み上げ、議席を最大化する狙いがある。しかし、リスト順位の決定で利害が対立する可能性や、二重立候補の禁止によるリスクが課題だ。立憲の148人中43人が比例復活した経緯から、新党結成が解決策と見なされるが、短期間での有権者への浸透は難しい。
公明党内では自民党との対立激化を懸念する声があり、立憲内では国民民主党の参加を提案する意見もあるが、国民民主側は否定的だ。同志社大学の吉田徹教授は「立憲にとっては公明や国民民主を引き込む手段になるが、有権者は投票がどの党の候補に反映されるか分からず、混乱するだろう」と指摘した。