衆議院の議席削減に関する法案は、今臨時国会での成立が難しい見通しだ。野党の強い反対により、与党は法案の審議を進める時間が不足している。与党幹部は会期延長の可能性を否定しないが、上院での協力が不可欠だ。
12月5日に与党の自由民主党(LDP)と日本維新の会(JIP)が衆議院に提出した枠組み法案は、衆議院の定数削減を定めるものだ。この法案には、与野党が1年以内に合意に至らなければ、25の小選挙区と20の比例代表議席が自動的に削減される条項が含まれる。現在、衆議院は465議席(289小選挙区、176比例代表)で構成されている。
主な野党である立憲民主党(CDP)などは、この自動削減条項に強く反発している。法案はまだ政治改革特別委員会に付託されておらず、同委員会では与野党提出の政治献金見直し3法案の審議中だ。野党側は献金法案の十分な審議時間を求めているため、議席法案の議論時間を確保するのは困難だ。
金曜日、LDPの国会対策委員長である梶山宏博氏とJIPの遠藤敬氏が会合を持ち、会期末の計画を協議した。梶山氏は記者団に対し、「会期延長の可能性を否定しない」と述べ、野党に献金法案の採決と議席法案審議の開始を促す方針を示した。JIPの吉村洋文代表は、「会期を延長してでも結論を出したい」と語った。
与党は衆議院で過半数を握るが、参議院では少数派のため、野党の協力なしに法案成立は不可能だ。CDPの斎藤嘉隆参院国会対策委員長はLDPの磯崎仁彦氏に対し、下院での強行採決なら上院で審議を拒否すると伝えた。斎藤氏は「会期延長しても成立しない」と記者に述べた。LDP幹部は「成立しなければ延長の意味がない」とし、JIP幹部も現実的に難しいと認めた。
臨時国会は水曜日に終了予定で、与党は野党との調整を急ぐが、合意は遠い。