世界中の河川で溶存酸素が着実に減少しており、包括的な新しい研究により気候変動がその主因であることが特定された。分析された河川系の約80パーセントで過去40年間に低下が見られ、熱帯地域で最も深刻な影響が出ている。
研究者らは、1985年から2023年の間に収集された2万1439の河川区間における観測データを調査した。その結果、酸素濃度は10年あたり平均0.045ミリグラム/リットルの割合で低下しており、河川の78.8パーセントが脱酸素の影響を受けていることが判明した。本研究は中国科学院南京地理湖泊研究所の石崑教授が主導し、関琦博士が筆頭著者として名を連ね、同済大学の研究者らも協力した。