Comme des Garçons Homme Plusは、パリ・ファッションウィーク期間中に「If The War Were To End..(もし戦争が終わるとしたら..)」と題した二部構成のコンセプチュアルなショーで2027年春夏メンズコレクションを発表した。創設者の川久保玲は、色彩豊かなデザインや復刻された定番フットウェアを通じて、平和と美の解放というテーマを追求した。
第1部はエリゼ・モンマルトルで開催され、照明はティエリー・ドレフュスが、音楽はウーゴ・ナルディーニが担当した。モデルたちは、キャンディピンク、ジェイド、ネイビー、スカイブルーのストライプがぶつかり合うオーバーサイズのコートや流れるようなパンツを着用した。続いて、ライラック、シーフォーム、レモン、ブラッシュカラーの再構築されたカモフラージュ柄や、エレクトリックシャルトリューズとラベンダーのダブルブレストジャケットが披露された。
第2部はDover Street Market Parisの中庭に移り、アーティストのネイツ・プラハによるグラフィックインスタレーションが行われた。ラインナップの核となったのは、2015年春夏シーズンに登場したブランドの象徴的なメキシカン・ダンシング・ブーツの復刻である。フランスのシューズメーカー「Mexicana」とのパートナーシップにより、先端がわずかにカーブしたポインテッドトゥ仕様にアップデートされた。
その他のコラボレーションとして、George CoxやKids Love Gaiteとのフットウェアも展開された。Nike Pegasus Premiumスニーカーもコレクションに含まれていたが、ランウェイには登場しなかった。今回の発表は、快活なテキスタイルと、硬直した構造を拒絶しクリエイティブな表現を優先する姿勢を強調するものとなった。