アメリカ民主社会主義者(DSA)が支持する候補者が、ここ数日の予備選挙で相次いで勝利を収めました。ニューヨーク州やデンバーでの勝利を含むこれらの結果は、中間選挙を控えた民主党内で、党の進むべき方向性に関する議論を巻き起こしています。
先週行われたニューヨーク州の連邦議会予備選挙では、アメリカ民主社会主義者(DSA)の支援を受けた候補者が現職を破りました。ニューヨーク州第10選挙区では、ブラッド・ランダー氏がダン・ゴールドマン氏を破り、民主党の指名を獲得しました。
デンバーでは、29歳のメラット・キロス氏が今週の予備選挙で、長年議員を務めてきたダイアナ・デゲット氏を破りました。キロス氏は選挙戦で、企業系の政治行動委員会(PAC)からの献金や、イスラエルへの米軍事支援に反対する立場を明確にしていました。
ドナルド・トランプ大統領は、これらの候補者を「共産主義者」と評しました。一方、民主党指導部は、こうした勝利が激戦区での有権者への訴求を困難にする可能性があると懸念を表明しています。
2023年10月のハマスによるイスラエル攻撃を受けてDSAを脱退した元会員のブラッド・ランダー氏は、有権者は住宅や医療の問題で労働者のために戦い、政治への金権介入を拒否する指導者を求めているのだと述べました。