天皇陛下は12月18日、東京の皇居でカザフスタン大統領のカシム=ジョマルト・トカエフ氏と会見し、水問題について議論しました。陛下は同国を襲った昨年の洪水被害に同情を表明し、カスピ海の水位低下による水不足を懸念しました。トカエフ氏は国連に包括的な水問題解決を求めていると述べました。
12月18日、天皇陛下は東京の皇居でカザフスタン共和国のカシム=ジョマルト・トカエフ大統領と会見しました。この会見は20分間行われ、その後1時間にわたる昼食会が開かれました。昼食会には秋篠宮文仁親王も同席しました。
陛下の生涯の研究テーマである水問題が両セッションで話題となりました。陛下は、中央アジアのカザフスタンを襲った昨年の洪水被害に対して同情の意を表明し、カスピ海の水位低下による水不足問題への懸念を示しました。この海はカザフスタンに接しています。
トカエフ大統領は、「カザフスタンは国連に対して、水問題を解決するための包括的なアプローチを求めている」と述べました。これに対し、陛下は「多くの人々が手を取り合って問題に取り組む必要があると思う」と応じました。
この会見は、日・カザフ関係の強化を示すもので、水資源管理の国際協力の重要性を強調しています。宮内庁によると、会見は友好的な雰囲気で行われました。