上皇明仁さまは12月23日、92歳の誕生日を迎えました。今年は第二次世界大戦終結80周年の節目であり、上皇は戦争の記憶を振り返る一年を過ごされました。心臓の疾患の診断を受けつつ、容態は安定しています。
上皇明仁さまは、昭和天皇の皇太子として1989年に即位し、30年にわたる在位の後、2019年に退位されました。妻の雅子さまは10月に91歳の誕生日を迎えています。
上皇は5月に無症状心筋虚血と診断され、7月から新たな薬の服用を開始しました。宮内庁によると、容態は比較的安定しており、上皇は皇居内の生物学研究所を週に2回訪れ、ゴビー魚の研究を続けています。
今年は戦後80周年に当たり、上皇と上皇后は息子の徳仁天皇と雅子皇后のイヲト島、沖縄、広島、長崎への戦没者慰霊訪問に続き、戦争の歴史が薄れゆくテレビ番組を視聴しました。沖縄慰霊の日、広島・長崎の原爆投下記念日、日本降伏記念日に、例年通り黙祷を捧げました。
上皇は自身の戦時中の疎開の記憶や、2016年のフィリピン訪問時の日系二世との出会いを回想しました。8月には長野県軽井沢で、満州からの引揚者らが移住した地区を訪れ、その歴史を振り返りました。また、大阪万博でスウェーデンのカール16世グスタフ国王と再会を望み、仙洞御所で温かな会話を交わしました。
2025年の東京デフリンピックについては、上皇ご夫妻が大会の成長に喜びを表しています。