米連邦準備制度理事会(FRB)は水曜日、ケビン・ウォーシュ新議長の下で初めての政策決定会合を行い、政策金利を3.50%~3.75%で据え置くことを決定した。政策当局者は、2028年までの金利およびインフレ見通しを引き上げることで、よりタカ派的な姿勢を示した。この発表を受け、ビットコインや主要株価指数は下落した。
会合後の声明では、中東情勢による不確実性があるものの、経済活動は堅調に拡大していると言及した。また、インフレ率は依然として高止まりしており、委員会として物価安定を実現していくと強調した。
政策当局者は、連邦基金金利が2026年末までに3.8%になると予想しており、前回の予測である3.4%から引き上げられた。また、インフレ予想も上方修正され、今年度の個人消費支出(PCE)インフレ率は3.6%と見込まれている。
ビットコインは決定発表後の数分間で約6万6000ドルから6万4400ドル付近まで下落した後、6万5300ドル前後で推移した。S&P 500種株価指数とナスダック100指数はそれぞれ1%近く下落した。
ウォーシュ氏は先月、ジェローム・パウエル氏の後任として議長に就任した。市場は現在、今後のコミュニケーション戦略の手がかりを得るべく、同氏の会合後の記者会見を注視している。