シャルル・ルクレールがフェラーリで2回目かつ最終2026プレシーズンテストのバーレーンで最速ラップを記録し、総合タイムシートを0.8秒上回った。メルセデスは絶対ペースを追わずともプレレースのファベリットで、アストンマーティンは重大な信頼性問題に直面。テストはオーストラリアGPを前にトップ4チームの接戦を浮き彫りにした。
2026年第2回プレシーズンテストはバーレーン国際サーキットで3日間を終え、新規レギュレーション下で持続可能なパワーユニットとアクティブエアロを重視した貴重なデータをチームに提供した。フェラーリのシャルル・ルクレールは金曜午後セッションでソフトC4ピレリコンパウンドで1m 31.992sの総合最速ラップを記録し、メルセデスのキミ・アントネッリの1m 32.803sを0.811s上回った。ルクレールの走行は予選シミュレーション中に行われ、チーム代表のフレッド・ヴァスールは個人タイムは意味が薄く、走行距離とデータ収集を重視すると強調。フェラーリはテスト全体で324周をこなし、ヴァスールは信頼性とロングラン一貫性の目標を達成したと述べた。 メルセデスは432周で走行距離トップとなったが、金曜朝にアントネッリを止めた空気圧問題があった。ジョージ・ラッセルは信頼性を改善点としたが、車のフィーリングとパワーユニット性能を称賛し、「車は良い感じで、新しいパワーユニットは速く感じ、毎日改善している」と語った。情報筋によるとメルセデスは性能を温存しており、メルボルンでのファベリットで、フェラーリより速いロングラン平均を裏付けている。 マクラーレン、守護コンストラクターズチャンピオンは395周を記録、オスカー・ピアストリの1m 32.861sがベスト。ピアストリは楽観を強め、CEOザック・ブラウンは「ビッグ4」入りだがリードなしと予測。レッドブルは329周、マックス・フェルスタッペンの1m 33.109sで、自社DM01パワーユニットは信頼性で称賛されたが、テクニカルディレクターのピエール・ワシェはエネルギー管理で競合が追いついたと指摘。 トップ4—メルセデス、フェラーリ、マクラーレン、レッドブル—はテントル差で拮抗、中団首位のアルピーヌ(359周、ピエール・ガスリー1m 33.421s)とハース(404周)まで1秒差。アストンマーティンはホンダバッテリー問題で128周のみ、ラスティ・ストロールは最終日に6周の無タイムのみ。チーム代表マイク・クラックは後れを取っており、シーズン後半開発に注力すると認めた。 イノベーションにはフェラーリの回転式アクティブリアウィング(合法性テストとメルボルン使用可能性)、アウディの新型サイドポッド。フェルスタッペンは車を「ステロイドFormel E」と批判、エネルギー管理のためのリフト&コーストなど不自然走行を挙げたが、チームはバルセロナから進展。メルセデスの圧縮比を巡る政治的緊張がくすぶり、FIAはライバル懸念後8月1日からのテストを提案。 両バーレーンテストの総走行距離はマクラーレンが817周でトップ、純粋ペースより信頼性トレンドを強調し、3月6-8日オーストラリアGPに備える。