カガヤン州トゥゲガラオ市出身のフィリピン系米国人看護師が、メディケア(高齢者向け医療保険)およびトリケア(軍人向け医療保険)に対し、総額9億600万ドルを超える虚偽の医療報酬請求を行った疑いで、テキサス州ヒューストンで起訴されました。
ネバダ州ラスベガス在住のマリゼル・カンブリ・ユキー被告は、6月18日に起訴されました。検察当局によると、同被告とその共犯者らは2023年10月から2026年4月にかけて不正な報酬請求を行い、メディケアとトリケアから2億9700万ドル以上が支払われたとのことです。
ユキー被告は「ユキー・クリニック」と総称される複数の診療所を所有・管理していました。裁判資料によると、この計画には、患者を紹介してもらう見返りとして医療従事者に違法なキックバックを支払う行為が含まれていました。請求された医療品やサービスは、医学的に不当かつ不必要なものでした。
当局は、詐取した資金が同被告の豪華な生活を支えるために使われたと主張しています。押収対象としてリストアップされた資産には、フェラーリ296 GTS、キャデラック・エスカレード、ブルガリのネックレス、ハワイの住宅、カガヤン州サンタアナのビーチリゾートなどが含まれています。検察側はこれらの資産および資金の没収を求めています。