フロリダ州のジャズミン・パエス被告(20)は、偽のウェブサイトを通じて3歳の息子を殺害する殺し屋を雇おうとした罪を認め、司法取引により実刑判決を免れた。この事件は2023年7月、サイト運営者がマイアミ警察に通報したことで発覚した。パエス被告は今後10年以上にわたり、厳しい条件の下で保護観察処分を受けることになる。
2026年3月23日、ジャズミン・パエス被告はマイアミ・デイドの裁判所に出廷し、第一級殺人教唆、通信機器の不正使用、および物理的証拠の改ざん・捏造の罪を認めた。これらの容疑は、2023年7月、パエス被告が風刺サイト「Rent-a-Hitman」を利用して自身の幼い息子を殺害する殺し屋を雇おうとしたことに端を発している。Law&Crimeが以前報じた通り、詳細な依頼内容を不審に思ったサイト運営者のロバート・インズ氏がマイアミ警察に通報し、逮捕に至った。司法取引に基づき、パエス被告は実刑を免れるものの、2年間の厳格なコミュニティ・コントロール(行動制限)と、それに続く12年間の保護観察処分を言い渡された。違反した場合には最大で禁錮40年を科される可能性がある。特別な条件として、行動療法、メンタルヘルスの評価、および必要な治療の受診が義務付けられている。子供に対するパエス被告の親権は剥奪され、面会は一切認められていない。子供は被告の母親の養子となっており、被告本人は実父と同居している。公判ではアヤナ・ダンカン検察官補が経緯を説明し、パエス被告が近親相姦の可能性も示唆される家庭環境で十代のうちに出産したこと、また実父は関与しておらず、祖父母(実の親である)が養育に関わっていた状況を明らかにした。ダンカン検察官補は、パエス被告が母親になる準備ができていなかったと指摘し、この犯行が別の十代の若者との交際中に、子供の存在を明かした際「私とよりを戻したいなら子供を排除しろ」と言われたことが背景にあると述べた。一方で検察側は、パエス被告が公判前の釈放期間中に高校を卒業し、準学士号の取得も間近であるといった更生の兆しも強調した。検察側は若年犯罪者向けのより軽い処分を退け、今回の中間的な司法取引を選択した。