インドルピーが対米ドルで過去最安値となる93.73まで急落し、2022年後半以来の最大の下げ幅を記録した。西アジアの紛争激化に伴う原油価格の高騰や、海外投資家の資金流出を背景に、今週初めに92.42まで下落した傾向がさらに強まっている。
2025年後半に90を突破した後、2026年3月17日には92.42まで下落していたインドルピーは、今回、対米ドルで93.73という歴史的な安値を記録した。エコノミック・タイムズ紙は、これが2022年後半以来の最大の下げ幅であると報じている。西アジアの緊張激化による原油価格の高騰や、世界的な市場の不安定化に伴う外国機関投資家(FPI)の資金流出が圧力を強めている。市場関係者はインド準備銀行(RBI)による介入の可能性を注視しており、予想ではさらなる下落で95に達する可能性も示唆されている。今回の事態は、新興国通貨が地政学的リスクや資本流出に対して脆弱であることを浮き彫りにした。キーワード:ルピー安、米ドル、西アジア紛争、原油価格、FPI資金流出、インド準備銀行(RBI)、外国為替。