公正取引委員会(JFTC)は、首都高速道路の清掃業務に関する入札談合で4社に対し、排除措置命令を発出する方針だ。2社には計約5億円の課徴金も課す見込みで、調査は2017年頃からの違反を指摘している。首都高速の業務委託プロセスに不正が及んでいたことが明らかになった。
公正取引委員会(JFTC)は、首都高速道路会社が委託する道路清掃業務の入札で談合を行ったとして、4つの道路維持管理会社に対し、事業停止を命じる排除措置命令を発出する予定だ。情報筋によると、JFTCはこれら4社のうち2社、うち1つは東京証券取引所スタンダード市場上場のスバルエンタープライズを含む、に対し合計約5億円(330万ドル)の課徴金を課す方針である。
昨年9月、JFTCはこれら4社と首都高速道路会社に対し、現地調査を実施した。すでに4社に課罰の提案を通知しており、各社の意見を聴取した上で最終決定を下す見込みだ。一方、首都高速道路会社に対する調査は継続される。
情報筋によれば、2017年頃からこれら4社は、道路清掃や凍結防止作業などの一般競争入札で、事前に受注者を決める談合を行っていた。入札は2年ごとに行われ、総延長320キロメートルを超える首都高速のネットワークを4区間に分け、各区間の契約額は10億円超から20億円程度。各社が1区間ずつ契約を獲得するよう調整されていたという。
この事件は、公共インフラの維持管理における公正な競争の重要性を改めて浮き彫りにしている。JFTCの対応により、業界の透明性が向上する可能性がある。