高市早苗首相は、南朝鮮の李在明大統領とイタリアのジョルジャ・メローニ首相を接待した「外交週間」の成果を強調している。世界首脳との個人的なつながりを築き、中国や米国関連の問題で協力を目指す一方、衆院選を前にソーシャルメディアで外交の成功を広く発信している。
高市早苗首相は1月18日、外交週間の成果を称賛した。火曜日の南朝鮮との首脳会談後、李在明大統領と太鼓を叩く動画が首相官邸のソーシャルメディアに投稿され、インスタグラムで77万件以上の「いいね」を集めた。首相の側近は「南朝鮮側からも好評で、投稿は大成功だ」と評価した。
金曜日のイタリアとの共同記者発表では、高市首相がメローニ首相の前日の誕生日を祝い、ファーストネームで呼び、拍手を促した。続く昼食会ではケーキをサプライズで用意し、イタリア語で誕生日ソングを歌った。メローニ首相は高市首相のイタリア語を「完璧」と絶賛した。また、メローニ首相は李大統領との太鼓動画を「素晴らしい」と称賛した。
両首脳会談では、中国を念頭に経済安全保障協力の強化と重要鉱物のサプライチェーン確立で合意した。日本政府関係者は「中国が日本を孤立させようとする中、両国との協力を確認できたのは大きな意義がある」と語った。
一方、高市首相の台湾有事に関する国会発言で日中関係は冷え込み、中国は日本への二重用途物品輸出を禁止するなど経済的圧力を強めている。トランプ米大統領の外交影響下で、高市首相は首脳との親密な関係構築を進め、日本外交の安定を図る。
この外交アプローチは、衆院選を意識した国内向けのプロモーションとしても機能している。