ケリングは2026年第2四半期の売上高がプラス成長に転じたと発表した。グッチの業績が予想を上回ったことが寄与した。同ラグジュアリーグループの既存店売上高は前年同期比2%増の36億5000万ユーロとなった。
グッチの売上高は2%減の14億1000万ユーロだったが、前四半期の8%減からは改善し、4.7%減というアナリスト予想を上回った。ケリングの最高経営責任者(CEO)ルカ・デ・メオ氏は、この四半期は重要な節目であると述べつつ、グループの再建努力はまだ初期段階にあると指摘した。
同社は2025年比での成長と収益性改善という通期見通しを据え置いた。上期の経常利益率は40ベーシスポイント上昇し12.8%となった。最高財務責任者(CFO)のアルメル・プル氏は、下半期には利益率がさらに上昇する見込みであると語った。
地域別の業績はまちまちで、北米が10%増、日本が9%増となった一方、西欧とアジア太平洋地域はいずれも1%減となった。同グループは店舗網再編の一環として、上期に84店舗を閉鎖した。ジュエリー部門の売上高は18%増の2億5200万ユーロとなった。