カルロス・アルカラスはカタールオープン準々決勝でATPのタイムバイオレーションルールを強く批判し、元世界1位のキム・クライシュテールスから支持を受けた。スペイン人は25秒ショットクロックの適用を巡り審判と衝突した。緊張の中でもアルカラスは逆転勝利を収めた。
カタールオープン準々決勝の第1セット、カレン・カチャノフ戦で世界1位のカルロス・アルカラスは審判マリヤ・チチャクからタイムバイオレーションを受けた。アルカラスはショットクロックの25秒が切れた時点でサーブの準備ができておらず、セット途中で激しいやり取りとなった。彼は審判に融通を求めた。 試合は続き、チェンジオーバーで再び議論となった。アルカラスはベンチに向かって「ATPのルールはいつもクソだ、クソだ、クソだ」と語った。第1セットを6-7(3-7)で落としたものの、23歳のスペイン人は6-4、6-3で逆転勝利した。 試合後の記者会見でアルカラスはこのルールを「ばかげている」と呼び、審判に寛容さを示すよう提案した。7度のグランドスラム優勝者のこの珍しい苛立ちの表出は、4度のグランドスラム王者で元世界1位のキム・クライシュテールスから称賛を受けた。 彼女のポッドキャスト『Love All with Kim Clijsters』でクライシュテールスは「カルロス・アルカラスがそんなことを言うのが大好き。なぜなら彼がそうするってことは、本当に苛立っているか、何かが引き金になっているはずだから」と語った。クライシュテールスは続けて「それは彼が本当にイライラしているところから来ている。だから彼が声を上げてくれて嬉しかったし、彼が言ったようにATPのルールについて、ショットクロックを少し変えてくれるかもしれないし、私も同意する」と述べた。 彼女は全豪オープン準決勝でノバク・ジョコビッチが第5セットの長いラリー後にタイムバイオレーションを受けた類似の出来事を引き合いに出した。クライシュテールスは柔軟性を強調し、「審判やチェアアンパイアとして、そういう時は状況を読まなきゃいけないと思うわ。テニスファンとして見ている時、選手たちに回復の瞬間を与えなきゃ、1秒か2秒多くても大したことじゃないの」と語った。