グランドスラムで4度の優勝を誇るキム・クライシュテルスが、全仏オープンでのヤニック・シナーの予期せぬ敗退を受け、その身体の状態に懸念を表明した。世界ランキング1位のシナーは、フアン・マヌエル・セルンドロとの試合で第3セットに5-1とリードしていたが、その後失速した。
クライシュテルスは自身のポッドキャスト「Love All」で、3-6、2-6、7-5、6-1、6-1というスコアで決着したこの試合について語った。彼女はシナーが左太ももを押さえていた様子を目にしたと述べ、痙攣や肉離れが起きていたのではないかと疑問を呈した。シナーは自身の不調について、試合前夜の睡眠不足による体調不良が原因だと語っている。また、クライシュテルスはローマでのダニール・メドベージェフ戦を引き合いに出し、不安感も要因の一つだったのではないかと指摘した。元選手たちの間でも意見は分かれており、ヴィーナス・ウィリアムズは体調が万全ではない中で試合を完遂したシナーを称賛した一方、アンドレ・アガシは2時間足らずの試合で世界ランキング1位の選手がこれほどの問題を起こすべきではないとの見解を示した。シナーは次戦、ウィンブルドンでのタイトル防衛を予定している。