ベルファストのラップトリオKneecapが、Kae Tempestをフィーチャーした強力なシングル「Irish Goodbye」をリリースした。本作には、悲しみ、喪失、うつ病、そして自殺というテーマを探求した12分間のショートフィルムが併せて公開されている。メンバーのMóglaí Bapが2020年の母親の死を受けて書き上げたこの楽曲は、5月1日(金)にHeavenly Recordingsからリリースされる待望のアルバム『FENIAN』からの4枚目のシングルであり、アイルランドの俳優Deirdre O’KaneとLiam Cunninghamが出演している。
ミュージックビデオを兼ねたこのショートフィルムは、愛する人の自殺が示唆される出来事に直面する家族の姿と、テーブルを囲むKneecapとKae Tempestのパフォーマンスシーンを交差させて描いている。映像の最後には、「私たちが失った人々と、失いたくない人々のために」というメッセージが添えられ、Móglaí Bapの母親であるAoife Ní Riainに捧げられている。Móglaí Bap(本名Naoise Ó Cairealláin)は、公園を散歩するなどの何気ない瞬間の両親の古い映像からインスピレーションを得たという。彼はInstagramで「このことについて曲を書くつもりはなかった。恋しくなるのは、そうした些細なことばかりだ」と語っている。また、Tempestの脆さを抱えたパフォーマンスを特別な瞬間として強調し、このリリースがリスナーの助けになることを願っている。「こうした重荷をひとりで抱え込み、自分を責める必要はない。それは君のせいじゃない……君は乗り越えられる。きっとできるはずだ」。この個人的な節目となる作品は、Heavenly Recordingsからのリリースに先立ち、NME誌からその革新的なサウンドが高く評価(4.5つ星)されているアルバム『FENIAN』への期待をさらに高めている。