韓国政府、EUのPFAS規制に向けたタスクフォースを設置

韓国政府は25日、欧州連合(EU)によるPFAS(有機フッ素化合物)の段階的廃止計画に対応するため、国内産業界と合同のタスクフォースを設置した。EUは今月中にPFAS規制に関する意見書案を公表する予定で、2027年までの全面的な導入を目指している。

韓国産業通商資源省によると、同省は3月25日、EUのPFAS(有機フッ素化合物)段階的廃止計画に対応するため、国内の関連業界と合同でタスクフォースを立ち上げた。このタスクフォースには、政府関係者、関連業界団体、および企業が参加し、EUが今月下旬に予定しているPFAS規制案の公表を見据えた先制的な対応戦略の策定を目指す。EUは遅くとも2027年までにこれらの規制を全面的に導入する方針であり、この動きは半導体、電池、自動車など韓国の広範な産業に影響を及ぼすと予想されている。「永遠の化学物質」と呼ばれるPFASは、炭素とフッ素の結合が非常に強力で、耐熱性、耐水性、耐油性に優れていることから、電子機器や半導体製造のほか、食品包装などの日用品にも広く使用されているが、環境や人体に蓄積される性質を持つ。同省は、EUの規制強化に積極的に対応すると同時に、民間企業によるPFAS代替素材の開発を支援する方針を示した。同省は2024年から、PFASを使用しない繊維や二次電池材料の研究開発プロジェクトを支援している。同省のイ・ミンウ産業政策局長は、「EUのPFAS規制は韓国の主要産業に広範な影響を及ぼす可能性があるため、官民が緊密に連携し、EUの規制法制化の各段階に合わせて体系的に対応していく必要がある」と述べた。

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